1987年神奈川県生まれ。 studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。著書に『君とまた、あの場所へ シリア難民の明日』(新潮社)、写真絵本『それでも、海へ 陸前高田に生きる』(ポプラ社)、『写真で伝える仕事 世界の子どもたちと向き合って』(日本写真企画)。上智大学卒。
「第4回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」の実施と参加者募集のお知らせ
2017年5月25日
オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、東日本大震災からの復興と次世代を担う高校生の若いチカラを応援するために、株式会社スタディオアフタモード(代表取締役CEO 矢萩邦彦氏)と共に、「第4回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」を2017年8月5日~8日に実施します。また、本ツアーへ参加する高校生10名の募集を本日より開始します。
本スタディツアーは、高校生10名がフォトジャーナリスト安田菜津紀氏(スタディオアフタモード所属)とともに実際に被災地を訪れて、写真撮影をしながら被災の状況や復興に向けた取組みについて学び、被災地の復興や発展について考えるツアーです。安田氏の「次世代を担う高校生に、被災地の今を知り、復興や発展について考えて欲しい」との思いに、「写真のチカラ」を活用した社会貢献活動を展開する当社が共感し、2014年より毎年実施しています。
ツアーでは、参加者に対してオリンパス株式会社(以下、オリンパス)よりデジタルカメラを貸与します。ツアー中に参加者が撮影した写真はレポートと共に、オリンパスおよび株式会社スタディオアフタモードのウエブサイトにて公開するほか、オリンパスプラザ東京(新宿区西新宿 1- 24 -1 エステック情報ビル)他に展示する予定です。
東北地方にも製造拠点をもつオリンパスグループは、東日本大震災からの復興と、次世代を担う高校生の若いチカラを応援しています。
安田氏からのメッセージ
東日本大震災から6年の月日が経ちました。東北にお邪魔する度、心の中で問いかけます。今、守りたい命のために、心がけなければならないことは何か。いまだ悲しみが残る街の中で、息を吹き返した営みにはっとすることがあります。祭の熱気、大地を包む豊かな自然、故郷の再生のため奔走する人々の姿。取材を通して出会った方々からこうして頂いてきたものを、ぜひ皆さんとも分かち合える4日間にできれば幸いです。
フォトジャーナリスト 安田菜津紀
安田 菜津紀氏プロフィール
スタディツアーの概要
期間
2017年8月5日(土)~8月8日(火)三泊四日
行程
日時 | 行程(変更になる場合があります) |
---|---|
8月5日(土) | 仙台駅集合、バスにて移動 福島県南相馬市見学 |
8月6日(日) | 宮城県石巻市、南三陸町見学 岩手県陸前高田市にて仮設住宅または市内見学 |
8月7日(月) | 陸前高田市 七夕祭り見学 |
8月8日(火) | 振返りミーティング バスにて移動、一ノ関駅解散 |
プログラム企画:株式会社スタディオアフタモード、オリンパス株式会社
旅行企画・実施:株式会社ホワイト・ベアーファミリー(観光庁長官登録旅行業 第1383号)
参加者募集要項
応募条件(抜粋)
- 日本在住の18歳以下の高校生10名(国籍不問。定時制、通信制、フリースクールを含む)を、書類選考により招待します。岩手県、宮城県、福島県、熊本県から各県1名を優先的に選考します。
- 8月5日仙台駅集合から、8月8日一ノ関駅までの旅行代金(交通費、宿泊費、食事等)を無料とします。また自宅から集合地/解散地間の移動については、有料特急区間の乗車券、特急券、航空券を支給します
- 取材に使用するカメラは、オリンパスより貸出します。カメラの使用法等はツアーの中で指導します
- ツアー終了1ヶ月以内に、1000文字以上のレポートと撮影した写真のセレクトを提出していただきます
- ツアーを通じて撮影した写真および提出していただくレポートは、プログラム企画団体のWebサイトや刊行物などに掲載することがあります。また、オリンパスプラザ東京、オリンパスプラザ大阪 他に展示します
- ツアーや写真展についてメディアの取材が入ることがあります
応募方法
締切日までに以下の書類を郵便または宅配便でご送付ください。FAX・電子メールでの応募受付けはできません。
- 「東日本大震災」または「熊本地震」について自身の体験も踏まえて「復興」について感じること、およびそれを踏まえてなぜこのプログラムに参加しようと思ったかについて1000文字以上のレポート(書式、用紙は問いません)
- 所定の応募用紙に記入し、写真を添付したもの
送り先
〒163-0914 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス
オリンパス株式会社 CSR推進部スタディツアー担当 宛
応募期間
2017年5月25日(木)から6月26日(月)必着
選考結果発表
書類選考通過者のみ6月28日(水)17:00までにメールで連絡します
掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。