第62回自然科学観察コンクール(シゼコン)受賞者が決定
2022年4月22日
第62回自然科学観察コンクール(シゼコン)受賞者が決定
イベント名 | 第62回自然科学観察コンクール(シゼコン)受賞者が決定 |
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主催 | 毎日新聞社、自然科学観察研究会 |
協賛 | オリンパス株式会社 |
後援 | 文部科学省 |
開催日 | 2022年3月25日(シゼコンWebサイト上で発表) |
開催場所 | 全国 / 日本 |
参加者 | 今年度のコンクール応募総数:9,640点 |
イベント概要 | オリンパスでは、子どもたちの”科学する心”を育てること、文部科学省が推進する*STEM教育支援の一貫として、1960年から半世紀を超えて、全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクール「自然科学観察コンクール(通称:シゼコン)」に協賛しています。
この伝統あるコンクールは、今年度で第62回目を迎え、コロナ禍の状況の中、全国の小・中学生から合わせて9,640点もの作品応募がありました。
受賞者はシゼコンサイト上で発表され、上位受賞者には、表彰状授与のほか、オリンパスの顕微鏡が副賞として贈られました。 審査員で工学博士の小澤紀美子先生からは、「コロナ禍の状況の中で応募校数が10年前より伸びていたことに、小中学生の科学を探究する熱意に感動いたしました。今後も科学する意欲を持続させてほしい。」とメッセージが寄せられました。 「キバネツノトンボの研究2nd season-成虫の生態についてII-」で文部科学大臣賞(小学校の部)を受賞した茨城県の内山旬人さん(小6)は、絶滅の危機に瀕する昆虫キバネツノトンボの基礎的な生態について2年かけて研究を行い「データをグラフにまとめるのは苦労しましたが、観察を通じた気づきに対し検証を重ね、確信を得ていく過程に面白さを感じました。大切な自然環境を守りながら研究を続けたい。」と語りました。「飼育温度とカブトムシの成長 パート7、休眠を考慮した有効積算温度の推定」で同賞(中学生の部)を受賞した茨城県の池田拓実さん(中2)は、7年前から研究を継続しているカブトムシの成長、特に温度と成長の関係に注目して研究し「研究をしていて何よりうれしいことは、教科書には載っていない、世界で誰一人として発見できていないことを、初めて発見できる可能性があることでやりがいがあります。」と語りました。 (受賞者インタビューはシゼコンサイト内に掲載されていますのでぜひご覧ください。) 過去のシゼコン参加者・受賞者の中には、このコンクールをきっかけに研究者への道を選んだ方も多くいます。 これからもオリンパスは次世代教育支援として本コンクールを応援していきます。 * Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の4分野に注力した「STEM (頭文字をとった造語) 教育」のことで、自ら課題を見つけ、実践を通して課題解決まで導き出す、高度なIT社会やグローバル社会で活躍できる国際人材に必要なスキルを身につけるための教育。 |
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