オリンパス入社式
シュテファン・カウフマン 取締役代表執行役社長兼CEO挨拶(要旨)
2023年4月3日
4月3日、オリンパス株式会社(以下、オリンパス)の八王子事業場 技術開発センター宇津木にて行われた入社式で、シュテファン・カウフマン 取締役代表執行役社長兼CEOは、本社採用の新入社員52人に以下の訓話(要旨)をしました。
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。オリンパスの経営陣を代表して、当社の歴史の中でもとりわけ変化の激しいこの時期に、皆さんのような才能豊かな方々とお会いできることを大変喜ばしく思います。
皆さんは当社の将来の成功に、自分がどのように貢献できるか考えているのではないでしょうか。そこで、私の3つの優先すべき事項をお伝えしておきたいと思います。もし何かに迷った時は、いつでも思い起こしてください。そのビジョンとは
1. 患者さんの安全と持続可能性
2. 成長するためのイノベーション
3. 生産性の向上、です。
私は、世界をリードするメドテック・カンパニーとして、オリンパスが広く知られることを願っています。現状を打開するイノベーションを創造する、ひたむきで誇り高い日本企業として、また、患者さんの安全を何よりも優先し、優れた性能に裏付けられた次世代のイノベーションを推進できる企業として、オリンパスがグローバルに認知されることを望んでいます。
私たちの日々の業務は、「Our Purpose(私たちの存在意義)」をいかに実現するかです。これを胸に刻み、なぜオリンパスへの入社を決意したのか、常に初心を思い返してださい。個人として、またプロフェッショナルとして、当社の新たな伝統をいかに築いていくべきか、ともに考えましょう。オリンパスは大きな可能性を秘めた企業ですが、その潜在能力はまだ十分に発揮されていません。今日から皆さんは、共にメドテック業界を発展させる仲間として、当社の潜在的な可能性に挑戦し、時代を切り開くイノベーションを創出していくのです。
世界中で急速な高齢化が続く中、ヘルスケア業界以外の企業もこの事業分野に進出し、今後、市場の力学は急激に変化することが予想されます。皆さんにとって、一日一日が新たな学びとなるでしょう。これから職場に入れば、困難にぶつかることもありますが、私は、一人ひとりにとって、それが価値のある充実した経験になると確信しています。
今後、謙虚さを忘れず、賢くリスクを取りながら高い目標にチャレンジしてください。皆さんには、これまでの常識を覆すような斬新なアイデアを期待しています。そのためには、自分の信念に忠実であることを忘れず、臆せずに自分の思うことや意見を述べてください。
オリンパスの経営陣を代表して、また、オリンパスグループの一員として、皆さんのご活躍を祈るとともに、当社に素晴らしい貢献をしてくださることを楽しみにしています。改めまして、入社おめでとうございます。
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