オリンパス、内視鏡システム「EVIS X1」を中国で発売同製品の全主要地域※1での発売を開始
2023年11月6日
オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、内視鏡システム「EVIS X1(イーヴィス エックスワン)」をこのたび中国で発売します。これにより、同製品は全主要地域※1での発売となります。
「EVIS X1」は、2020年4月から欧州とアジア一部地域、同年7月から日本、2023年10月から米国で発売している当社最上位機種の内視鏡システムです。中国においては、2023年8月に認可を取得しています。
オリンパスの消化器内視鏡システムは、胃食道逆流症、胃潰瘍、クローン病、セリアック病、大腸がんをはじめとした消化器の上部・下部の病気や病変に対して、医師による診断、治療、観察に活用されています。もっとも一般的な使用用途の一つとして、医師が内視鏡を通して病変の粘膜を観察し、がんにつながる可能性のあるポリープを切除することなどがあげられます。「EVIS X1」に追加された独自のイメージング技術により、異変を視覚化することで、医師の支援に貢献します。
大腸がんは世界において男性で3番目、女性で2番目に多いがんです※2。大腸がんは予防、および治療が可能で、早期段階で発見された場合の5年生存率は最大91%です※3。早期発見・早期診断は、がんの予防において重要な要素です。「EVIS X1」は、操作性、観察性能、効率性の向上による低侵襲治療をサポートする機能により、がんのより確実な診断や治療に貢献します。
なお、「EVIS X1」は11月5日~10日、第6回中国国際輸入博覧会(上海)にて出展を予定しています。
内視鏡システム「EVIS X1」の詳細については、こちらをご確認ください。
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
1 日本、欧州、米国、中国およびアジア一部地域
2 World Health Organization International Agency for Research on Cancer, 2020
3 World Health Organization International Agency for Research on Cancer, 2020
オリンパスについて
オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊さの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ最適なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。
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