オリンパス、高周波シーリングデバイス「POWERSEAL」シリーズの
新デザインを発売 ラインアップ拡充により、手術室での選択の幅を広げる

2024年8月27日


左:POWERSEAL Straight Jaw, Double-action (SJDA)
右:POWERSEAL Curved Jaw, Single-action (CJSA)


(現地時間:2024年8月26日)
<ご参考:OCAニュースリリース抄訳>

オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、高周波シーリングデバイス「POWERSEAL(パワーシール)」シリーズに、「POWERSEAL Straight Jaw, Double-action (SJDA)」と「POWERSEAL Curved Jaw, Single-action (CJSA)」の2つの新しいデザインを発売します。これは、2021年に発売された「POWERSEAL」シリーズ最初の製品である「POWERSEAL Curved Jaw, Double-action (CJDA)」に続く、ラインアップ拡充となります。今回の発売により、手術室でのデバイスの選択の幅を広げ、エネルギーデバイスポートフォリオの更なる強化を目指します。本製品は、米国およびプエルトリコ、カナダ、オーストラリア、タイ、欧州で順次発売予定です。その他地域についても、各国の法規制対応の準備が整い次第導入していきます。

POWERSEALシリーズについて

本製品は、一般外科・消化器外科や婦人科、泌尿器科などにおける腹腔鏡手術や開腹手術で血管やリンパ管の封止※1や組織の剥離、把持などに使われるアドバンスドバイポーラデバイスです。術者が先端部を閉じるのに必要な力を軽減しながら、封止、剥離、把持機能を提供します。オリンパスは、バイポーラ高周波と超音波を統合したエネルギーデバイス「THUNDERBEAT(サンダービート)」や超音波を使用したエネルギーデバイス「SONICBEAT(ソニックビート)」をはじめとする幅広い手術用デバイスを提供しており、POWERSEALシリーズのラインアップ拡充により、ポートフォリオのさらなる強化を目指します。

1 手術中の出血を防ぐため手術部位に関連する血管に封をする(漏れたり流れ出たりしないようにする)処置

オリンパス 治療機器事業 サージカルデバイス担当
バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー Phil Roy(フィル・ロイ)のコメント

「POWERSEALシリーズに2つの新しいデザインを加えることで、アドバンスドバイポーラエネルギーデバイスのポートフォリオを拡大できることを大変うれしく思います。製品設計と機能性を追求する上で、術者のニーズを満たすことが最優先事項であることに変わりはありません。POWERSEALは、エネルギーデバイスに求められる強度、効率性、術者の使いやすさという目標を達成するために開発してまいりました。」

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ最適なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。


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