オリンパス、「令和6年度職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」を受賞技能検定の普及促進、技能者育成に貢献

2024年11月21日

オリンパス株式会社（以下、オリンパス）の八王子事業場^※1は、厚生労働省が主催する「令和6年度 職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」を受賞しました。本表彰は、技能検定^※2の普及促進に対する長年の取り組みが評価され、技能検定関係優良事業所として表彰されたものです。昨日、都内にて表彰式が開催され、賞状と記念品が授与されました。

「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」は、認定職業訓練や技能検定の実施、技能振興の推進に関して、長年にわたって多大な貢献があり、他の模範になる事業所・団体や、顕著な功績があった功労者を表彰する制度です。

オリンパス 執行役 チーフマニュファクチャリングアンドサプライオフィサー（最高製造供給責任者）小林哲男のコメント

「患者さんの命や健康にかかわる医療機器を世の中に提供するオリンパスにとって、製造現場の技能者は製品の品質を支え、付加価値を⽣み出す重要な源泉です。デジタル化・グローバル化を進める当社のモノづくりにおいて、その大切さが変わることはありません。今後も技能検定の普及促進に尽力し、優秀な技能者が活躍できる社会づくりに貢献してまいります。」

オリンパスグループでは、1989年に辰野事業場（当時、長野県上伊那郡）、2014年に青森オリンパス（青森県黒石市）、2017年に会津オリンパス（福島県会津若松市）も職業能力開発関係厚生労働大臣表彰を受けており、今回の八王子事業場が4拠点目の受賞となります。

技能検定に関するオリンパスの取り組み

オリンパスでは、製造および修理部門の社員を中心に技能検定の受検を推奨しています。おもに光学機器製造、電子機器組み立て、機械加工などの職種を対象に、八王子事業場では過去5年間で101名が受検し、このうち70名が合格しました（特級13名、1級20名、2級37名）。従業員の受検準備をサポートするため、社内の事前講習会も実施しています。

また、東京都職業能力開発協会と連携し、八王子事業場を試験会場として提供するほか、高い見識を持つ社員を検定委員や補佐員として派遣するなど、技能検定の実技試験運営に貢献しています。

当社はこれからも技能者の育成を推進し、患者さんの安全と品質を第一とするモノづくりを通じて、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指してまいります。

1 グローバル本社、技術開発センター宇津木、オリンパスメディカルシステムズ株式会社日の出工場

2 技能検定は、働く上で必要な技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、全国で132職種にわたる技能評価を行う制度です。試験は前期・後期の年2回に分かれ、技能レベルは高い順に特級、1級、2級、3級に区分されます。

本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ最適なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト（www.olympus.co.jp）ならびにX（@Olympus_Corp_JP）をご覧ください。