オリンパス、長野事業場にて地鎮祭を実施 医療機器関連製品の安定生産・供給に向け新棟着工へ
2025年1月24日
オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、1月20日、当社の医療機器関連製品の製造拠点である長野事業場(長野県上伊那郡辰野町)において、新棟(B棟)の地鎮祭を実施しました。新棟建設により医療機器関連製品の生産体制をさらに強化するとともに、事業継続に向けてより安定した生産・供給体制を構築してまいります。新棟は2月1日に着工し、2026年6月末頃に竣工予定です。
地鎮祭では、辰野町長の武居保男氏、長野県議会議員の垣内将邦氏ら地元関係者を来賓に迎え、工事の安全と円滑な進行を祈願しました。式典では、オリンパスのESDオペレーションズ&ISCシニアバイスプレジデントの松本和孝が、「近い将来ここで作られた製品が、世界の医療の最前線で患者さんの病気の早期発見と早期治療に活用されます。そのために、これから安全第一をモットーに、新工場の建設を進めてまいります」と挨拶し、これまで以上に地域社会との交流を深め、貢献していく考えも示しました。
長野事業場(長野オリンパスを含む)は、80余年にわたり培ってきたものづくりの精神を受け継ぎ、オリンパスの内視鏡製品の医療用レンズや成型部品、電子部品など、多種多様な部品を製造しております。昨秋に稼働を開始したA棟に続き、新たにB棟を立ち上げ、2022年に分社化した株式会社エビデントの敷地内に設置されている主要部品の開発・製造機能を移管するとともに、将来の事業拡大に備えた生産能力を確保してまいります。最新の設備を備えた自社施設に生産品目と機能を集約することで、製造活動のさらなる強化と効率化を図ります。
新棟の概要は以下の通りです。
- 所在地:長野県上伊那郡辰野町伊那富6789
- 総延べ床面積:17,665㎡
- 建物構造:RCSS造(柱RC・梁S)、免震構造、地上2階建て
- 生産品目:医療機器の主要部品(医療用レンズ、プラスチック成形部品など)
- B棟建設のコンセプト:
・医療機器製造を担う安心・安全な建物仕様
・A棟との一体化と、IoT技術を活用した「視える化」や効率化の推進
・環境配慮と新しい働き方の導入
オリンパスは、今後も医療機器を通じて「世界の人々の健康と安心、心の豊かさを実現する」という経営理念の実現に向けて努力を続け、安全で信頼性の高い製品を提供し続けてまいります。
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
オリンパスについて
オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて、対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。
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