オリンパス、新CEOを任命ボブ・ホワイトを代表執行役社長兼CEOおよび、新任取締役候補に選出

2025年4月25日

オリンパス株式会社(以下オリンパス)は、企業変革を加速し、メドテックカンパニーとしてさらなる成長を実現するため、2025年6月1日付で前メドトロニック社エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼メディカル・サージカル・ポートフォリオ プレジデントのボブ・ホワイトが代表執行役 社長兼CEO(最高経営責任者)に就任する役員人事を内定しました。なお、ボブ・ホワイトは、2025年6月開催予定の定時株主総会において、取締役として選任される予定です。

新CEOに最も相応しい候補者を選定、推薦するために、指名委員会は2024年11月に世界有数の人材紹介会社と契約し、アドバイザリー サーチ コミッティーを設置しました。包括的かつ厳正なサクセッションプロセスを経て、オリンパスは社内外の有力候補者の中から、品質保証・法規制対応をはじめとする、次なる変革をリードする人材としてボブ・ホワイトが最適であると評価しました。

取締役 代表執行役 会長兼社長兼 CEO(最高経営責任者)竹内康雄のコメント

ボブを新CEOに任命し、オリンパスに迎えることをうれしく思います。ボブはヘルスケア業界における世界的なリーディング企業で培われた豊富な経験を有しており、これまでのキャリアを通じて、企業の革新的な成長と戦略的な施策を推進するにあたり、卓越したリーダーシップを発揮してきました。ボブがその幅広い知識と専門性を活かしてオリンパスに貢献してくれることを期待しています。

ボブ・ホワイトのコメント


取締役会および指名委員会からの信頼に心から感謝し、オリンパスのCEOに選ばれたことを光栄に思います。オリンパスは、市場をリードする ソリューション、最先端技術、そして優れた人材で知られています。私は以前より、オリンパスの長い歴史や卓越した製品、そして医療従事者と患者さんのニーズに応え続ける揺るぎない姿勢に深く感銘を受けてきました。このたび、自身の経験を活かし、同社の継続的な成功と成長に貢献できることを大変楽しみにしています。

ボブ・ホワイトは、2024年4月までメドトロニックのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼メディカル・サージカル・ポートフォリオ プレジデントを務めました。それ以前は、シンガポールを拠点とする同社のアジア・パシフィックのシニア・バイス・プレジデント兼プレジデントとして、アジア太平洋地域と日本地域の企業変革を推進。コヴィディエン(2015年よりメドトロニックのグループ会社)では、新興国マーケットのプレジデント、呼吸器&モニタリング・ソリューション グローバルのプレジデントを務めるなど、複雑なポートフォリオを有する企業において、数多くの企業変革を推し進め、市場や顧客との緊密な関わりを通じて医師のニーズを理解しながら、研究開発やM&Aを主導してきました。

メドトロニックへの入社以前は、GEヘルスケア、マージ・ヘルスケア、IBMのヘルスケア部門でリーダーシップのポジションを歴任。ヘルスケア業界でのキャリアを通じて、世界中の患者さんの生活向上に貢献してきました。

ボブは米クリーブランド州立大学でマーケティングの学士号を、ケース・ウェスタン・リザーブ大学でファイナンスのMBAを取得しました。現在はコロラド州在住で、オリンパスのグローバル本社がある東京に妻とともに居住する予定です。

オリンパスについて

オリンパスは「私たちの存在意義」として掲げる、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現を目指しています。世界をリードするメドテックカンパニーとして、私たちは医療従事者の方々と共に、病変の早期発⾒、診断、そして低侵襲治療に役立つ革新的なソリューション・サービスの提供を通じて対象疾患における医療⽔準の向上に貢献してまいります。創業から100余年、オリンパスはこれからも世界中のお客様に最適な価値をもたらす製品を提供することで、社会への貢献を目指します。詳しくはオリンパスの公式サイト(www.olympus.co.jp)ならびにX(@Olympus_Corp_JP)をご覧ください。


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