大学ではシステム生体工学を専攻し、特定の技術にこだわらず、物理や化学、生物といった多角的な工学技術をいかに医療・福祉の向上に活かしていくかを学びました。研究で「温度や痛みを感じる人間の触覚を介護補助ロボットに搭載するセンサ開発」に取り組み、この先も人の喜びに貢献できる仕事がしたいと考え、医療機器を開発する企業を志すようになりました。
医療機器をキーワードに就職活動を進めていったところ、オリンパスを知りました。それまではカメラや顕微鏡のイメージだったのですが、調べるうちに消化器内視鏡が世界シェア70%であるとがわかり印象が変わりました。携わる製品が多くの人の役に立つ可能性があることに魅力を感じたのです。
入社の決め手は、面接官の方が研究内容について興味をもってくださったことです。研究内容を深く知ろうとする姿勢が他社ではなかったことなので、新鮮でした。何事にも熱心でより高みを目指そうとする姿に憧れ、私もオリンパスで働きたいと決意しました。