内視鏡と組み合せて使用する、処置具の開発の部署に所属しています。内視鏡のレンズが医師の目だとすれば、処置具は医師の手。内視鏡は胃や肺など体の部位ごとに分かれていて、各機器で使用される処置具はさらに複数種類あります。私はその中で、胆管結石を取るための処置具をつくっています。現在は新しい製品を開発中で、先輩や上司の指導を受けながら、設計に沿った図面の作成や検討を中心に業務を行っています。
仕事をするうえでは、誰かに言われたからではなく、自分自身で責任感を持つことを心がけています。そのために気をつけているのは、わかったふりをしないことです。わからないままに進めてしまうと、途中で問題が発生したり、やり直しになったりして、時間を無駄にしてしまいます。また、わからないときやできないときは、それをちゃんと受けとめて相談する。助けてもらったときは、感謝を伝える。そんな素直さも大切にしています。