人を知る

顧客視点やビジネス感覚を磨いて新たな提案ができる開発者に

  • 研究・開発

メカニカルエンジニア

入社の動機

大学では機械工学を専攻し、環境分野の研究室に所属していました。地球規模での環境問題への取り組みはひじょうに興味深く、やりがいのあるものでした。ただ、就職を現実的に考えた時には、仕事に結びつける難しさに直面しました。そこで、環境と同じようにグローバルな視点で自分が取り組んでみたいことを検討してみたところ、医療に対する興味がわき上がってきました。医療は今後さらに発展していく分野であり、取り組むべき課題も多いだろう。そんな思いから、医療関連の仕事に自分の力を注いでいきたいと考えるようになりました。

大学の専攻を生かせる電気メーカー系の中でもとくに、医療事業を手がけている企業に絞って就職活動をしていたところ、消化器内視鏡の分野でトップシェアを持つ、オリンパスに興味を引かれました。母体の大きな企業では扱っている事業が多く、医療分野の仕事を希望しても叶わないかもしれない。でも、医療事業にウェイトを置いているオリンパスなら、「医療をやりたい」という自分の希望も通りやすいだろうと考え、オリンパスへの入社を決めました。

仕事の内容

やりがい

モノをつくれば売れたかつての時代から、市場は大きく変化しています。そんな時代だからこそ、開発者にも、営業やマーケティングのような顧客のニーズを掘り下げて考えていく感覚が必要だと感じています。社内で先日、まさにそうしたことをテーマにした研修を受ける機会があり、たいへん感銘を受けました。今後はさらに、顧客視点やビジネス感覚を磨いて、積極的に新しいプロジェクトを立案・遂行していきたいと考えています。

苦心していること

チームのメンバーや上司、関係部署の方々など、周囲の理解を得ながら仕事を進めていくことの難しさを感じています。自分の考えで強引に進めていくことも、周りの意見に合わせて進めることもできますが、そういうスタンスではやはり、最終的にはうまくいきません。納得してもらえるまで丁寧に筋道を立てて説明をして、自分の意思を共有してもらう。そうして相手を巻き込むことが大切だと思っています。

そのためには、人に伝える技術も必要です。私は重要な場面では、単に資料や図面を見てもらうだけでなく、パワーポイントで作成したスライドなども活用しながら、プレゼンテーションするようにしています。そうすることで、相手により伝わりやすく、議論もスムーズになります。

職場の紹介

学生の皆さまへ

就職活動をしている皆さんには、残りの学生生活を楽しんで、学生時代にしかできないことをやり遂げてほしいと思いますね。楽しみ方が甘いと、あとあと悔いを残してしまうように思います。大学で取り組んでいる研究はもちろん、遊ぶこともしっかりやりきってください。

また、就職を考える時には、仕事だけでなく、プライベートのことも視野に入れたほうがいいと思います。その両方のバランスを取らないと、どちらもうまくいかなくなってしまうものだと思うのです。ですから、先輩社員と話す機会がある時は、仕事はもちろん、プライベートが充実しているかどうかも聞いてみるといいでしょう。

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