配属先の設備技術部では、医療用内視鏡に関連するレンズや挿入用チューブといった各パーツの製品開発・生産に必要な設備を開発しています。私はその中の撮像グループに属しており、同グループでは撮像ユニットにおける設備の開発を行っています。撮像ユニットは人に例えるなら目の役割を果たす部分で、医療用内視鏡のキーパーツ。画質の精度を左右する重要な構成要素となっています。
また、撮像グループには、機械系と制御系の技術者が所属しており、ペアを組んで1台の設備を立ち上げます。設備は各種機構、モーター、ロボットに電装盤を備えつけた構造になっており、制御系の技術者である私は、工場との仕様決めをはじめ、制御回路設計、プログラム開発、稼働させて工場に納品するまで一連の製作工程のすべてを担当。モノづくりの醍醐味を存分に味わうことができています。