医療機器のメカ設計担当です。現在は、生体組織の凝固・切開や血管のシール・切開を1台で行うことができる「サンダービート」の後継機種関連の設計に取り組んでいます。従来機種よりも手術を早く、かつダメージが少ない手術を行えるように改良を目指しています。
仕事の流れとして、改良点やユーザーニーズ、それらを満たす機能が決定されたあとに詳細設計がはじまり、市場で問題が起こらず工場で量産可能な品質を確保できるように設計し、検証するまでが役目です。と、言葉にすると簡単ですが、設計完成後に部品や資材を手配してプロトタイプを作り、機能や品質が目標に達しているか、工場で量産できるかなど、各関係者からの多角的なレビューを受け、その全てをクリアするまで検証や改善を重ねます。ゴールまでの道のりは平坦ではありません。