SCM部門のリージョナルプランニングという部署に所属し、グローバル需要にタイムリーに応えるための供給計画を策定しています。主に扱っているのは、日本国内やベトナムで製造している内視鏡処置具や外科エネルギーデバイス。各子会社から需要予測を集め、工場と生産計画調整を行って適切な在庫量を維持し、安定供給することがミッションです。
さまざまな変動要因がある中、あらゆるシナリオに対応できるような計画を立案するのは簡単なことではありません。とくに昨今は、コロナ禍の影響で部品の調達が困難になり、世界的に物流が混乱するなど、安定供給の確保は困難を極めています。
加えて、医療機器に関する法規制はますます厳しくなってきているのが現状です。各国の規制に対応するたびに製品の種類が増え管理が複雑化するなど、医療業界特有の難しさもあります。