2021年10月にオリンパスマーケティング株式会社が設立されるのと同時にSalesforceを導入し、CRM(Customer Relationship Management)をお客様中心のしくみへ刷新。その後、プロジェクトマネージャーとしてシステム管理を任され、データを活用した効率的な営業活動の実現をめざし、改修を重ねながら各システムとの連携や定着化を推進してきました。
最終的な目標は、お客様に関するあらゆる情報を一元化し、見込客の醸成、お客様や商談情報の管理、活動情報、納入、保守修理など、すべてのチャネルにわたる統一された顧客ビューを構築すること。2023年5月現在はグローバルと調整しながら「Sales Cloud」、すなわち売上予測・見込み客管理など営業支援を主目的とした分野に着手している段階です。カスタマーサービスを主目的とする「Service Cloud」、ターゲットの絞り込みによって最適なタイミングで効果的なメッセージを届ける「Marketing Cloud」については、これから数年かけて取り組んでいく予定です。
Salesforceの導入に当たっては、1地域の個別のニーズだけで検討するのではなく、日本地域固有の状況を説明した上で、オリンパス株式会社やグローバル、グループ会社と連携をとりながら、どのようにしたら実現できるかを検討。その折衝役、開発ベンダーとの交渉や開発依頼・進捗管理なども行っていました。