首都圏企画ユニットに所属して、消化器内視鏡関連のイベントやセミナーの企画・運営を担当しています。2〜3カ月に1度のペースで実施する継続的なイベントがあるため、半年くらい前から企画案を練り、どの先生に司会や講演を依頼するかを決めて、当日に向けて準備を進めていきます。営業戦略に沿った単発のセミナーを実施することもあり、複数の企画を並行して走らせるのが通例です。
イベントやセミナーには大きくふたつの目的があります。ひとつはオリンパス製品の魅力を知ってもらうことです。新製品を著名な先生に使っていただき、その考えや学術についてのお話と共に、オリンパス製品の使用感や評価について語っていただきます。もうひとつは、学術情報の手技普及です。最新の学説や内視鏡検査の現状、治療の知識やノウハウをほかの先生方にも伝えていただくことで、医療メーカーとして社会に貢献できる部分があると思っています。
もちろん、内視鏡メーカーである以上、製品の魅力を広く先生方に知っていただき、イベントやセミナーをきっかけに、製品に関心を持ってもらうことを望んでいます。それと同時に、営業現場に対して企画側から貢献したいというモチベーションを持って業務に励んでいます。私たちがひとりよがりのイベントを企画するのではなく、先生方に製品の良さを知ってもらい、使ってみたいと興味を持っていただけるように、現場の営業メンバーとも連携しながらプログラムを構築していきたいと思っています。また、イベントやセミナーの企画運営以外にも、新製品の開発に先生方の意見を反映していくことを目的として、営業と開発のあいだのパイプ役を担うこともあります。