DEIDiversity, Equity and Inclusion
健やかな組織文化を形成し、一人ひとりが
ベストなパフォーマンスを発揮することができる組織へ
グローバルにおけるDEIの重点領域、および取り組み
オリンパスではDEIに取り組むにあたり、4つの主要テーマをグローバルにおける戦略的な重点領域と位置づけています※1。
主要テーマに沿って、マネージャー向けのグローバル共通DEIトレーニングや、従業員にグローバルポジションに応募する機会、言語学習の機会などを提供しています。
4つの戦略的な重点領域
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1
ジェンダーとライフプライオリティ
女性、およびライフイベントによって時間的な制約を抱えるすべての「ケアテイカー※2」をサポート
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2
国籍・文化
多様性を高め、あらゆる国籍・文化、言語を持つ人々に機会へのアクセスを公平に提供
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3
キャリア・経験
幅広い経験を増やし、チームや組織の視野を広げる
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4
インクルーシブな環境
心理的安全性を確保し、誰もが自分らしくいられて、安心して発言でき、積極的に協力し合えるような環境を構築
- ※1 DEIの取り組みにおいて、オリンパスはダイバーシティの他の柱である年齢、人種、性的指向、性自認、社会経済的地位、民族、障がいの有無、能力、国籍・文化、言語、宗教、意見、政治的な立場などについても、すべて等しく重視しています。各地域の事情や特性を考慮した上で、その地域で推進すべき柱について、引き続きそれぞれのダイバーシティを高め、エクイティを強化していきます。
- ※2 ケアテイカーとは、仕事をしながら、子供や両親、家族などの世話をする必要がある人たちを指します。
具体的な取り組み
女性活躍
女性管理職候補者への計画的な育成、仕事と生活の両立を実現する環境、女性の採用を強化しています。
具体的には、女性社員向けに仕事とプライベートの両面からキャリアを長期的にイメージできるようなキャリアデザインセミナー、管理職向けに多様な価値観を持つ部下の活躍をイメージして支援できるようなダイバーシティ研修を実施し、女性社員が更なる活躍の上、長期に亘りキャリア形成できるように取り組んでいます。
女性活躍推進研修体系
障がい者雇用
オリンパスは、積極的に障がい者(⾝体、精神、知的)の雇⽤を推進しています。採⽤後は⼀般事務職をはじめ、製造技術職やIT開発職などの技術系職種も含め、幅広い分野で活躍しています。
業務に当たっては、障がい特性にあわせた作業場所や内容への配慮のうえ、一つ一つの作業をマニュアル化し、わかりやすく具体的な作業方法が提供されています。また、指導員も障がい者従業員も、評価制度のフィードバック面談により、一人ひとりの成長を確認し、一部の業務において社内検定制度の導入により、作業スキルの向上を促進しています。
ワークライフバランス
オリンパスは、私たちの存在意義を実現するため、従業員一人ひとりがベストな状態でパフォーマンスを発揮できる健やかな組織文化を目指し、多様な働き方を推進しています。
【育児】
育児と仕事を両立しながら安心して働き続けられる環境を整えています。法定を上回る期間の制度導入をはじめ、企業内託児所の設置、企業主導型保育園提携、こども家庭庁ベビーシッター券や両立をサポートする福利厚生制度を導入しています。
また、育児休職中に会社との繋がり・必要な情報が得られる社内イントラネットの運営、スムーズな職場復帰をサポートする「育児休業中ネットワーキング」「キャリカウンセリング」を実施しています。
【介護】
仕事と介護の両立支援として、仕事と介護の両立支援ブックの展開、24時間対応の相談窓口を設置、また、介護休職中に必要な情報が得られるイントラネットを運営しています。
仕事と介護を両立するための基礎知識のほか、両立者の上司やメンバーへの理解促進・職場風土作りを目的としたセミナーを実施しています。
【男性従業員の育児休職取得の推進】
対象者自身や職場への理解促進に向けた取り組みの一つとして、育児休職を取得した男性従業員のいる職場のマネジャーの声を社内で展開中。
育休取得者もその職場のメンバーも、誰もが働きやすい環境を目指します。
インクルーシブな文化
オリンパスは、従業員の誰もがありのまま受け入れられて、誰もが適切な機会を得ることができる、インクルーシブな文化や適切なシステムの構築に取り組み続けています。