2001年 8月20日 |
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顕微鏡デジタル画像撮影の操作性を簡単・シンプルに!
334万画素の高解像と顕微鏡画像として忠実な色再現を両立 |
顕微鏡デジタルカメラ「DP12」新発売 |
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顕微鏡デジタルカメラ「DP12」
(当社生物顕微鏡BX51との組み合せ) |
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オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、総画素数334万画素、1/1.8型(インチ)CCDの採用により高解像と忠実な色再現を実現し、大型の3.5型20万画素高精細LCD内蔵のコントロールボックスから顕微鏡観察中も手元操作で簡単に画面の確認・撮影操作が行なえ、さらに被写体の大きさを判別できるスケール写し込み機能を搭載した顕微鏡デジタルカメラ「DP12」を発売致します。 |
主な特長 |
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1. 高解像と忠実な色再現を実現 |
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2. 大型LCDモニタ内蔵のコントロールボックス |
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3. 低倍観察でのフォーカシングが容易 |
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4. スケール写し込み機能搭載 |
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5. スマートメディアに画像記録、パソコンを介さずにダイレクトプリントが可能 |
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6. パソコンへの高速転送、画像保存も可能 |
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開発の背景 |
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コストパフォーマンスに優れた顕微鏡デジタルカメラとして、幅広いユーザから大変好評をいただいた「DP10(1998年春発売)」「DP11(2000年2月発売)」に満足することなく、より高解像で使いやすい製品の研究・開発を当社は続けてまいりました。この度、銀塩写真に迫る画質を達成し、新たな機能追加によりさらに使いやすくなった334万画素顕微鏡デジタルカメラ「DP12」を開発いたしました。
「DP12」は、病理/臨床や電子部品/工業材料関連の研究・検査等を始めとする様々な分野で、顕微鏡画像の記録を行なうユーザをターゲットに販売を展開します。
「DP12」は、顕微鏡画像撮影のために必要な操作性、機能性、画質を徹底的に追求した顕微鏡専用のデジタルカメラです。
大型の3.5型20万画素高精細LCDを内蔵し、撮影に必要な全ての操作機能を集中した机上コントロールボックスにより、顕微鏡観察中でも目を少し落とすだけでライブ像が確認できます。また、デジタル画像撮影も手元操作で簡単に行なえ、画面の確認・撮影時に被写体の大きさを判別できるスケールを写し込むことも可能です。
撮影画像は、300万画素超の高解像と顕微鏡画像として忠実な色再現を実現、画像記録フォーマットも業界標準のJPEG/TIFFを採用し、撮影した画像をその場でスマートメディアに記録できます。また、当社製デジタルカラープリンタ「CAMEDIA P-400」や「CAMEDIA P-200」等へのスマートメディアスロットインで手軽に高精細なダイレクトプリントが可能です。さらに、専用のPC接続キット「DP12-BSW」と組み合わせてUSB外部インターフェース経由でPCへ画像の高速転送が可能な上、画像のPCへのファイリング、サムネール表示等も行なえます。
LCDモニタ上の画像は、低倍観察時でも2倍電子ズームにより拡大表示でき、さらにフォーカスインジケーター*1機能も加わり、フォーカシングを容易に行なえます。また、画像を外部モニタに出力することも可能です。 |
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*1 |
フォーカスインジケーター:
LCDモニタ上の指標表示で、表示画像のピントが合った位置で最大表示となる指標。 |
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主な特長の詳細 |
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1. 高解像と忠実な色再現を実現 |
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総画素数334万画素、1/1.8型CCDの採用により、最高2,088×1,550画素(最高記録画素数2,048×1,536)の高解像と顕微鏡画像として忠実な色再現を実現。 |
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2. 大型LCDモニタ内蔵のコントロールボックス |
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撮影に必要な全ての操作機能を集中した机上コントロールボックスに大型の3.5型20万画素高精細LCDを内蔵。顕微鏡観察時に目を少し落とすだけで、手元操作で簡単にフォーカシングやフレーミング、撮影、撮影画像の確認まで行なえエルゴノミー性に大変優れています。 |
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3. 低倍観察でのフォーカシングが容易 |
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低倍観察時でもLCDモニタ上の画像を2倍電子ズームにより拡大表示できます。さらにフォーカスインジケーター機能も加わり、フォーカシングが容易に行なえます。 |
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4. スケール写し込み機能搭載 |
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撮影画像にスケールを写し込めるため、被写体の大きさが判別できます。 |
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5. スマートメディアに画像記録、パソコンを介さずにダイレクトプリントが可能 |
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撮影画像は業界標準のJPEG/TIFFの記録フォーマットを採用し、モバイル性の高いスマートメディアに記録します。また、当社製のデジタルカラープリンタ「CAMEDIA P-400」や「CAMEDIA P-200」等にプリント予約(プリント画像、枚数、日付等の指定)されたスマートメディアを差し込めば、手軽に指定画像の高精細なダイレクトプリントも可能です。 |
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6. パソコンへの高速転送、画像保存も可能 |
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専用のPC接続キット「DP12-BSW」(オプション)によりUSB外部インターフェース経由でパソコンへ画像の高速転送が可能です。また、画像のPCへのファイリング、サムネール表示等も行なえます。 |
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主な仕様 |
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形式 |
CマウントCCDカメラとコントロールボックス構成 |
映像素子 |
・1/1.8型(インチ)334万画素(総画素)インターレス方式CCD
・RGB原色オンチップフィルタ(Bayer配列)
・有効画素2,088(H)×1,550(V) |
CCDカメラ |
・感度ISO25/50/100相当
・測光方式: |
中央平均測光(測光領域30%) |
SPOT測光(測光領域1%) |
・露出制御:自動露出/マニュアル露出
・露出時間:1/2sec~1/4,000sec
・ホワイトバランス:フルオート/ワンタッチ/マニュアル |
画像記録 |
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画像記録媒体 |
(1) |
3.3Vスマートメディア(SSFDC) |
:32MB(当社製M-32P)標準、128MBまで対応可 |
当社製M-2P/4P/8P/16P/64P/128Pも使用可能 |
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画像フォーマット |
(1) 非圧縮:TIFF |
(2) 圧縮:JPEG、DCF |
・解像: |
2,048×1,536(SHQ非圧縮)、2,048×1,536(SHQ圧縮) |
2,048×1,536(HQ)、1,024×768(SQ SXGA)、640×480(SQ) |
・ファイルフォーマット:DOSフォーマット |
画像表示 |
・3.5型(インチ)TFT-LCDモニタ
・表示画素20万画素 |
外部インターフェース |
・USB(パソコン接続用:Windows98SE/2000/Meに対応)
・ビデオ出力:NTSC又はPAL(切替可能) |
電源 |
・電源電圧:DC6V
・電源電流:2.6A (専用アダプタ使用) |
外形寸法/質量 |
・カメラユニット:φ110mm/約450g
・コントロールボックス: |
131(W)×165(D)×177(H)mm(LCDモニタ垂直時)/約700g |
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使用環境 |
・温度 5~40℃
・湿度 最大80%(31℃まで) |
カレンダー機能 |
・西暦2050年まで |
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オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
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