2001年10月11日 |
||||
|
|
オリンパス光学工業株式会社(社長:菊川 剛)は、近年の内視鏡検査や治療の増加に伴い、医療現場における症例間の迅速かつ安全な内視鏡洗滌消毒という強い期待に応え、内視鏡消毒として過酢酸系消毒液を初めて採用した内視鏡洗滌消毒装置「OER-2」を発売します。消毒液の補充には操作者の安全性を考慮し濃縮液の専用カセットボトル方式を採用し、狭い設置スペースにも対応したコンパクトな設計を実現しました。 |
尚、内視鏡洗滌消毒装置「OER-2」は、10月17日から20日まで京都:国立京都国際会館で開催される第62回日本消化器内視鏡学会(学会長:慶應義塾大学外科・北島政樹教授)に出展いたします。 |
主な特長 | |
1. わずか17分の洗滌・消毒工程で消毒が可能 | |
2. 専用のカセットボトルをワンタッチでセッティングできることで安全性を確保 | |
3. 狭い設置スペースにも対応したコンパクトな設計 | |
|
市場導入の背景 | |||||||
近年、内視鏡は診断のみならず、患者の負担が少ない内視鏡的治療の適用拡大により内視鏡検査数は年々増加しております。一方、内視鏡の洗滌・消毒への関心が高まる中、より迅速かつ安全に洗滌・消毒が行なえる装置が望まれていました。当社は、内視鏡のトップメーカーとしてお客様がより安全・快適に内視鏡検査を行なって頂くために1980年から業界に先駆けて内視鏡自動洗滌消毒装置を市場導入し、お客様の信頼に応えてきました。 | |||||||
当社はサラヤ株式会社※1(社長:更家 悠介/所在:大阪市東住吉区)と当社内視鏡の耐性に対応し、短時間で消毒効果が得られる過酢酸製剤「アセサイド6%消毒液」※2を共同開発し、内視鏡洗滌消毒装置「OER-2」の専用カセットボトル方式として採用しました。「アセサイド6%消毒液」は、非アルデヒド系薬剤※3として毒性が低く安全性が高いだけでなく、蛋白凝固がなく洗滌・消毒レベルを向上させています。また、消毒前の洗滌能力の向上、短時間化を図るために、OER-2専用のアルカリ洗剤「エンドクイック」※2と超音波洗滌の併用で即効性のある洗滌工程を実現しました。 | |||||||
内視鏡洗滌消毒装置「OER-2」は、Speedy、Safety、Compactを基本コンセプトに、大病院から開業医まで幅広く販売展開します。 | |||||||
|
|||||||
主な特長の詳細 | ||
1. わずか17分の洗滌・消毒工程で消毒が可能 | ||
|
||
2. 専用のカセットボトルをワンタッチでセッティングできることで安全性を確保 | ||
|
||
3. 狭い設置スペースにも対応したコンパクトな設計 | ||
|
||
主な仕様 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●内視鏡洗滌消毒装置「OER-2」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●過酢酸製剤「アセサイド6%消毒液」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●アルカリ洗剤「エンドクイック」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オリンパスプロマーケティング株式会社(旧 オリンパス販売株式会社)は、2003年4月1日をもってオリンパス光学工業株式会社と合併いたしました。
オリンパス光学工業株式会社は、2003年10月1日をもってオリンパス株式会社と社名変更いたしました。
- 本リリースに掲載されている内容は、報道関係者向けに発表した情報です。
- 掲載内容は、発表日現在の情報であり、ご覧になっている時点で、予告なく情報が変更(生産・販売の終了、仕様、価格の変更等)されている場合があります。
- 掲載されている社名、製品名、技術名は各社の商標または登録商標です。
本文の終わりです