2005年10月13日 | |||
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小腸用カプセル内視鏡 | 受信装置(左)/アンテナユニット(右)/
ビュワー(中央) |
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「OLYMPUS CAPSULE ENDOSCOPE SYSTEM“Endo Capsule”」 |
オリンパスメディカルシステムズ株式会社(社長:森嶌 治人)は、高画質の小腸用カプセル内視鏡システム「OLYMPUS CAPSULE ENDOSCOPE SYSTEM (愛称:Endo Capsule)」の販売を10月24日から欧州で開始します。 |
「OLYMPUS CAPSULE ENDOSCOPE SYSTEM “Endo Capsule” 」は、10月15日から19日までデンマーク・コペンハーゲンで開催される「13th United European Gastroenterology Week:第13回欧州消化器内視鏡学会」に出展されます。 |
発売の背景 |
当社は、安全・安心・高効率の診断・治療機器の提供によって、医療の質の向上に貢献することを目指しています。1990年代初頭から、マイクロマシン・ナノテクノロジーなどの先進技術を活かし、将来技術の1つとしてカプセル内視鏡の開発に取り組んでまいりました。
2004年12月には、創立85周年記念 オリンパステクノロジーフェアにおいてカプセル内視鏡の基本技術をはじめいくつかの将来技術も展示しました。そこでは、内視鏡メーカーによって開発されたカプセル内視鏡の実用化へ高い期待が寄せられました。 このたび当社は、法規制対応が完了した欧州から高画質のカプセル内視鏡の販売を開始します。このカプセル内視鏡は、従来の内視鏡では挿入が困難であった小腸を対象にしています。当社が得意とする高画質化とマイクロマシンの技術により、他の診断機器では観察が難しい小腸疾患の低侵襲診断をサポートします。 |
主な特長 | ||
1. | 内視鏡で確立した画像技術に基づいた高画質を実現 | |
1) | 自動調光機能: | |
・ | 従来の内視鏡技術を活かして、ハレーション※1の少ない最適な観察画像を実現する自動調光機能を搭載 | |
2) | 最新のマイクロマシン技術により小型化(外径:11mm、長さ:26mm)を実現 | |
・ | 鮮明な画像を実現する高感度、高解像CCDを搭載 | |
・ | 最適な観察視野を実現する被写界深度(0-20mm )※2 | |
・ | 常にクリアな観察視野を実現する6つの白色LEDを搭載 | |
・ | 毎秒2コマの画像をカプセル内視鏡本体からアンテナユニットを通じて受信装置に送信し、8時間程度※2の画像取得が可能 |
※1 | ハレーション:強い光による写真のぼやけ現象 | |
※2 | 当社測定方法による。 | |
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ビュワー |
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