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2006年2月27日
デジタル最高画質を目指し設計・開発された
デジタル一眼レフカメラシステムの規格

「フォーサーズシステム規格」に独ライカカメラ社が新たに賛同

オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保 雅治)は、デジタル一眼レフカメラシステムの規格「フォーサーズシステム(Four Thirds System)規格」の普及を目指し幅広く賛同メーカーを募ってきましたが、このたび新たに独ライカカメラ社(Leica Camera AG)からも本規格への賛同を得ました。今後も幅広く賛同メーカーを募り、オープンな規格として普及を図っていきます。
「フォーサーズシステム(Four Thirds System) 規格」は、デジタル技術の特性を十分に活かすために設計・開発されたデジタル一眼レフカメラシステムの規格です。4/3型撮像素子の採用により、一眼レフカメラシステムに求められる高い画質レベルと機動性の高いサイズを両立しています。また、賛同メーカー間のレンズやボディのマウント情報をオープン規格にすることで、賛同メーカー間のカメラボディと交換レンズを自由に組み合わせて楽しむことを可能にしています。
オリンパスは本規格に準拠したレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ「E-1」をはじめとする「オリンパスE-システム」の発売を2003年10月から開始し、以降、「E-300」「E-500」「E-330」といったカメラボディをはじめとしたシステムの拡充を進め、デジタル専用設計のズイコーデジタルレンズ群は既に15本がラインアップされています。株式会社シグマからも、2004年10月以降、本規格に準拠したレンズが既に3本発売されており、今後もさらに新たなレンズが発売される予定となっています。また、松下電器産業株式会社では、本規格に準拠したカメラボディならびにレンズの開発がすすめられており、本年中に商品化される予定となっています。
今回、ライカカメラ社の賛同により、本規格に準拠する製品の普及がさらに広がることで、賛同メーカー間のカメラボディと交換レンズの自由な組み合わせを可能にする「フォーサーズシステム規格」ならではの、新しいデジタル一眼レフカメラの楽しみ方を、より幅広くユーザーの皆様へご提供できるものと考えています。独自の伝統と最先端の光学技術をもつライカカメラ社の輝かしいブランドが「フォーサーズシステム規格」に加わったことは、本規格の普及の大きな後押しとなるでしょう。
オリンパスは「フォーサーズシステム規格」の提唱社として、今後も引き続き幅広く賛同メーカーを募り、デジタル時代に相応しいオープンな規格として本規格の普及を図っていきます。
※  Four Thirds(フォーサーズ):英語で4 / 3(3分の4)を意味します。
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