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2011年2月9日

「ZUIKO」レンズの発売75周年を記念して、「CP+」にて特別展示

OLYMPUS初期の歴史的カメラと、本年発売予定の最新レンズを
参考出品

特別展示する「セミオリンパスII型」(1938年発売) 参考出品する「M.ZUIKO DIGITAL」レンズのコンセプトモックアップ(2011年発売予定) 「M.ZUIKO DIGITAL」レンズのコンセプトモックアップを「OLYMPUS PEN E-P2」に取り付けたイメージ

特別展示する「セミオリンパスII型」(1938年発売)

参考出品する「M.ZUIKO DIGITAL」レンズのコンセプトモックアップ(2011年発売予定)

「M.ZUIKO DIGITAL」レンズのコンセプトモックアップを「OLYMPUS PEN E-P2」に取り付けたイメージ

オリンパスイメージング株式会社(社長:大久保雅治)は、「ZUIKO」(ズイコー)のブランドを冠したレンズの発売75周年を記念し、2月9日(水)からパシフィコ横浜で開催される、カメラと写真の総合展示会「CP+」(シーピープラス)において、初期の歴史的カメラの展示と、本年発売予定の最新レンズを参考出品します。

歴史上最初の「ZUIKO」レンズは、今から75年前の1936年に、当社の前身である高千穂製作所が発売した当社のカメラ第1号機「セミオリンパスI型」に搭載されています。今回は、その後継機で、シャッター、ボディーまで初めて完全自社製造した、1938年発売の「セミオリンパスII型」を展示します。

同時に、「ZUIKO」レンズ75周年にあたる、本年2011年に発売予定の、「M.ZUIKO DIGITAL」レンズのコンセプトモックアップを参考出品します。このレンズは、当社「OLYMPUS PEN」シリーズ用の高性能な単焦点レンズとして、現在、開発を進めているものです。

「ZUIKO」(ズイコー)ブランドについて

当社の前身である高千穂製作所が1936年に発売したカメラの1号機「セミオリンパスI型」で使用したレンズは、瑞穂光学研究所で開発されたことや、社名の高千穂、また商標名オリンパスとの関連も深いことから、めでたい事のきざしを表わす光を意味する「ズイコー(瑞光)」と名付けられ、高性能レンズとして当時大きな脚光をあびました。以来、「ZUIKO」ブランドはオリンパスの様々なカメラに引き継がれ、35mmフィルム式一眼レフカメラシステムの「OMシステム」でも、そのシャープな解像力と描写力を高く評価された伝統の高性能レンズブランドです。2011年1月に発表したコンパクトカメラ上級機の「XZ-1」は、コンパクトデジタルカメラとして、初めて「ZUIKO」ブランドのレンズを搭載しています。

「セミオリンパスI型 」について

ズイコーレンズを搭載したオリンパスカメラの第1号として、昭和11年(1936年)に発売。プラウド社から供給されたセミプラウドボディーに、開発されたばかりのズイコーレンズが組み込まれています。初任給75円の時代。105円という価格の高級機でした。

「セミオリンパスII型」について

昭和13年(1938年)、当社は、レンズ、シャッターに続き、ボディーも自社開発に成功し、記念すべきオール自社製造のカメラとして、「セミオリンパスII型」を発売しました。板金プレス製のボディーは、セミ判では珍しい横型開きのデザイン。ファインダーは、筒型の逆ガリレオ式でした。

「M.ZUIKO DIGITAL」レンズについて

撮像素子に対して光がほぼ真っすぐ入ることにより、撮像素子の性能を最大限に発揮させる、描写性能に加え、革新的な小型化を進めた、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したレンズ群です。小型軽量、高画質に加え、最新のレンズでは、動画撮影に対応した静粛性・高速性が追求されています。広角から超望遠まで、7本のレンズでカバーしています。

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