オリンパス株式会社（社長：マイケル・ウッドフォード、以下オリンパス）は、長野県内の辰野事業場と伊那事業場で展開している映像関連製品とライフ・産業関連製品の製造機能を統合し、複数の事業分野の製造機能を有する新たな製造会社「長野オリンパス株式会社」（以下、長野オリンパス）を2011年10月に、辰野事業場内に設立します。

オリンパスでは、現在、2010年経営基本計画の中で「ものづくり革新」への取り組みをすすめており、長野オリンパスは、この一環として設立する製造新会社です。現在、辰野事業場内に所在する「オリンパスオプトテクノロジー株式会社」が担う映像関連製品の製造機能、および「株式会社岡谷オリンパス」が担う産業関連製品の製造機能、さらに伊那事業場にあるライフ関連製品（顕微鏡）の製造機能をあわせ持つ複合的な製造機能を有する会社となります。
新会社では、これまで各事業分野でそれぞれ培った生産機能の強みを共有し、事業横断的な新しい生産管理技術、生産技術革新などを推し進めることで、2010年経営基本計画における「ものづくり革新」への取り組みにおいて重要な役割を担っていきます。

なお、伊那事業場から長野オリンパスへの顕微鏡製造ラインの移管は2011年10月から開始し、2011年度内に完了する予定で、伊那事業場では2013年度から新たに内視鏡関連の修理サービス業務を開始する予定です。