オリンパスの創立は1919年(大正8年)10月12日。
創業者 山下 長(やましたたけし)は、勤務していた会社から出資を受け、顕微鏡の国産化を目指し、「株式会社 高千穂製作所」を創立しました。山下は常々「ただ外国製品の模倣ではいけない。何か高千穂独自のものを生み出せ」と、技術者を激励していました。
山下 長の「何とか国産の顕微鏡を作りたい」という夢は、会社創立から半年後の1920年(大正9年)3月、初めて製造した顕微鏡、「旭号」で実現しました。その約30年後、オリンパスは世界で初めて胃カメラを実用化することにも成功しました。
社会に向けて新しい価値を創造するという精神は、最初の製品を世に送り出してからずっと、今日まで受け継がれています。