⽶州におけるダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン
⼈種のるつぼである⽶州では、多種多様な⼈々が混在して社会を形成しています。オリンパスグループの⽶州地域における従業員構成も、多様性(ダイバーシティ)に富んでおり、従業員⼀⼈ひとりの⼈格、個性、⽂化、宗教、国籍、⼈権をお互いに尊重し合うことによって、新たな価値創造のための取り組みをしています。
オリンパスは、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DEI)が企業文化として根付いている環境の醸成のほか、イノベーションの推進、すべての従業員が尊重され、公平に扱われ、高い帰属意識をもって活躍できる職場づくりを目指しています。私たちは、教育、支援、インクルーシブの実践を通じて、障壁をなくし、どのような人の声にも注意深く耳を傾け、互いの違いを称えるよう努めています。DEIを取り入れることで、世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現に必要な創造性と機知を引き出すことができると考えています。
DEIをグローバルに推進するにあたり、私たちは(1)ジェンダーとライフプライオリティ(2)国籍・文化(3)キャリア・経験(4)インクルーシブな環境の4つの主要テーマを戦略的な重点領域と位置づけています。これらのグローバルなテーマは、すべての取り組みの中核をなしています。
米州では、(1)多様な従業員、(2)インクルーシブでエンゲージメントが高い従業員、(3)サステナビリティとアカウンタビリティの3つの分野に重点を置くことで、戦略的な重点領域に対するDEIの取り組みを進めています。
オリンパスグループの経営理念は、「私たちの存在意義」と「私たちのコアバリュー」で構成されています。ERGs(従業員リソースグループ:共通の特性、経験、または関心を共有する従業員が集まるグループのこと)の活動はすべて、私たちのコアバリューである「PATIENT FOCUS(患者さん第一)」、「INTEGRITY(誠実)」、「INNOVATION(イノベーション)」、「IMPACT(実行実現)」、「EMPATHY(共感)」の実践です。お互いを理解し、尊重し合い、コミュニケーションの範囲が広がることで、新たなシナジーも⽣まれ始めています。個⼈では気づかなかった資質を⾒出され、適材適所が促進されるなど、⼈的資源の活性化につながっています。