世界的に増えている大腸がん
1. 世界的に増えている大腸がん
世界的に、新たに大腸がんに罹患する人は年々増加しています。2002年に世界で新たに大腸がんに罹患した人の数は約102万人と推算されていたのに対し、2018年にはこの数は約180万人にまで増加しており、大腸がんの予防や治療は大きな課題となってきています。
2. 大腸がんのリスクは加齢とともに増加する
米国での統計では、新たに大腸がんと診断される人は男女ともに50歳以上で大きく増加することから、大腸がんに罹患するリスクは加齢とともに増加すると考えられています。
このため、40歳以上、あるいは50歳以上を対象に大腸がん検診が行われている国々があり、これらの検診による大腸がんの早期発見・早期治療と死亡率の低下が期待されています。
本コラムは、がんに関する一般的な情報提供を目的として、医師監修の下作成されています。
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