幼い頃、家族の一人ががんと診断されたことをきっかけに、医療技術に対して興味が湧きました。医療機器の進化や、病気の診断から治療方法の検討・決定までの段階で、どのように医療機器が役立っているのかを考えたりしました。また、私が暮らしているシンガポールでは医療費が高いため、ヘルスケアについてのエコシステム(人びとにとって費用面でもやさしいヘルスケアのビジネスモデル)についても考えるようになりました。そこで、私は最高の医療技術を生み出すだけでなく、人びとの健康について本気で考えて活動している企業を探し、医療機器分野で活躍しているオリンパスの一員となりました。それ以来、プライドを持って達成感のある仕事を行っています。
シンガポールの医療用内視鏡営業部門のマネージャー
オリンパスの医療機器製品を活用してもらうことにより、私たちは社会に貢献できる立場にいると考えているー
Q: オリンパスに入社した理由を教えてください。
人びとの健康について、本気で考えて活動している企業を探していたー
Q: オリンパスでは具体的にどのような仕事をしていますか？ またどんな時にやりがいを感じますか？
オリンパスの製品が医師によって患者さんの治療に役立っているのを目にしたり、チーム全体で目標を達成できた時に、やりがいを感じるー
私は職場でさまざまな役割を担っています。中でもシンガポール地域の外科用製品のセールスマネージャーとしての主な業務は、私たちの技術力をマーケットに示すことと、事業の開拓を積極的に行うことです。同時に、お客様とより良い関係を築くことが重要です。そしてオリンパスの製品が、医師によって患者さんの治療に役立っているのを目にすると、とてもやりがいがあり充実感を得ることができます。 また、マネージャーとして人事管理でときどき大変なこともありますが、最終的にチーム全体で目標を達成した時は、とても嬉しいです！
Q: ある一日のお仕事の例を紹介してください。
私の業務は、さまざまなことをダイナミックに行うので日により内容が異なりますが、最近のある一日の例は以下のようなものでした。
9:00～10:00: e-mailをチェックし、ペンディング事項と承認事項を確認
10:00～10:30: 課題解決のためビジネスサポートチームとミーティング
10:30～12:00: 製品についてマーケティングチームとミーティングし、販売戦略の改善見直し
12:00～12:45: 昼食
12:45～13:30: 注文引き当てと在庫管理について、出荷担当のチームとミーティング
13:30～16:00: お客様を訪問してミーティング
16:00～17:30: チームのメンバーと、それぞれの営業活動状況を確認するミーティング
Q: 学生時代に好きだった科目は何ですか？また今の仕事に必要なスキルは何ですか？
さまざまな知識や経験が仕事に活かされるー
学生時代のことを思い出すと、好きな科目は数学と物理でした。最も好きだった数学の知識は営業活動や人事管理に関する仕事に活かされていますし、物理の知識は製品の技術的な面を理解する上で役に立っています。また今の仕事では、社内外の関係者と連携しなければならないため、さまざまな人に対応する対人能力やコミュニケーションスキルが必須となります。さらに、いろいろな仕事を同時進行で処理する管理能力なども不可欠です。
Q: 最後に「企業の社会貢献」について、どのように感じていますか？
営業チームの一員であるということは、ビジネスの最前線にいることを意味します。医療業界の方々にオリンパスの技術を紹介し、医師や看護師のみなさんへ製品トレーニングの支援をします。つまり、私たちはオリンパスの医療機器製品を活用してもらうことで、社会に貢献できる立場にあると考えており、毎日の仕事を通じて非常にポジティブな影響を社会に与えていると思っています。そのことが、私たち営業チームのやる気につながっています！
