韓国
がんサバイバーの方々を支援
「Going-on」キャンペーン
早期がん検診や治療技術の発達により、韓国国内のがん生存率は上昇しているものの、韓国社会ではがん患者やがんサバイバーの方々を十分に受け入れることが出来ていないのが現状です。韓国のオリンパスは、がんサバイバーの方の社会復帰を支援するため「Going-on」キャンペーンのプログラムを設計し運営しています。キャンペーン名は、がん診断後も美しい人生が続くことを意味しています。がんサバイバーの方を支援するためのプログラムには、「Going-on Diary」、「Going-on Concert」、「Going-on Walk」、「Going-on Studio」などがあります。
- 1. Going-on Diary:がんサバイバーの方々がモバイルアプリケーションで短い日記を書いて互いに共有し、人生の意味と自分自身を振り返るとともに、社会の一員として仕事に復帰するよう互いに励まし合います。プログラム終了後、病院で日記を使用した展示会が開催されます。
- 2. Going-on Concert:がんサバイバーの方々とその家族の心の安定と生活の質の向上を目的とした、文化芸術を楽しむ機会を提供するイベントです。
- 3. Going-on Walk:がんサバイバーの方々とオリンパスの従業員が一緒に歩きながらゴミ拾いをする環境にも配慮したCSR活動です。
- 4. Going-on Studio:がんを経験したクリエイターの方々が、一般の視聴者の方とのコミュニケーションを通じて活力を取り戻すことができるよう、映像制作に必要なサポートを提供するプログラムです。