\ きらきらきれい! / 光の万華鏡
しくみ
カラフルできれいなもようが見える万華鏡。光のはたらきをつかってつくってみよう。
しくみ
太陽の光や部屋の蛍光灯など「白く見える光」は、本当は白色の光ではなく赤・青・緑などたくさんの色がまざって白く見えています。
この万華鏡でのぞき穴のところに貼った分光シートは、表面がとても細かい網目になっています。
蛍光灯の白色の光は、画びょうで開けた穴をまっすぐ通ることができますが、分光シートの小さな網目はまっすぐ通ることができません。
分光シートの小さな網目を通った蛍光灯の白色の光は、いろんな方向へばらばらに分かれて通っていきます。このように光がいろいろな方向へ曲がることを回折と呼びます。そのとき、白い光は赤・青・緑などさまざまな色に分かれて通っていきます。このように色が分かれることを分光と呼びます。
万華鏡で見た蛍光灯の光は、雨上がりの空にかかる虹のようにきれいな色で見ることができるのです。