わくわく科学教室 ボールが消える!? ひかりのマジックボックス

しくみ

なかのものが消える?光のはたらきをつかってマジックボックスを作ってみよう!

しくみ

太陽の光や部屋の蛍光灯など「白く見える光」は、本当は白色の光ではなく、赤・緑・青など、たくさんの色が混ざって白く見えています。
たくさんの色が集まっているのに、白く見えるからふしぎですね。

赤いものには「赤色の光」が反射(はんしゃ)するので、私たちは赤いものを「赤」として見ることができます。

りんごは赤いですが、それは太陽の光に含まれる「赤色の光」がりんごに反射するので、私たちは「りんごは赤い」と、目で見ることができるのです。
同じように、緑のものには緑色の光が反射するし、青いものには「青色の光」が反射します。

それでは、黄色のスポンジボールを見るためには、何色の光がいるでしょうか。
正解は、「黄色の光」です。
(黄色は、赤と緑の光を混ぜた色なので、正しくは赤と緑の光があれば、黄色が見えます。)

今回の実験では、黄色のスポンジボールに「青色の光」をあてたので、光は反射しませんでした。
光が反射しないと、私たちは色を見ることができないので、黒に見えます。
真っ黒の箱の中に黒いスポンジボールが入っていたので、スポンジボールが見えなくなったように感じました。

さらに実験!

ライトをあてるための穴に、赤色のセロファンや、緑色のセロファンを貼って、同じように実験してみましょう。

黄色のスポンジボールは何色に見えるかな?